早期退職後33日目

「食う寝る坐る永平寺修行記」※

早期退職にあたって色々勉強している中で禅宗に興味を持つようになりました。

そこで読んだ本が非常に面白かったのでご紹介です。

 

30歳の若者が一念発起して1年間永平寺で修行した体験を描いたノンフィクションです。

 

これでもかという程の厳格に決まり事を作っている一つ一つの所作

理不尽と思える永平寺の慣習

その中で剥き出しの自分を発見する

そして生きることは、非常にシンプル(食べる・排泄する)なことであると言う境地に至る

 

上記の体験・思考を生々しく作者は語ってくれています。

 

私も早期退職をし、自分の生活を見直しています。

今までの「雑な生き方」の見直しです。

出来ていない基本的生活です。

 朝起きたら布団を上げる

 トイレは汚さない

 服は畳むなど子供に注意するようなことです。

 

永平寺とは比べるまでもないレベルですが、55歳のささやかな一歩です。

早期退職を機に丁寧な生活を心がけています。

 

※「食う寝る坐る永平寺修行記」新潮文庫 野々村馨氏著