90日後に早期退職

「男は40歳を過ぎたら、自分の顔に責任を持て」

 

今回は早期退職とは関係のないお話、箸休めブログです。

 

さて、かのリンカーンはこんな言葉を残しています。

「男は40歳を過ぎたら、自分の顔に責任を持て」

この言葉の背景にはリンカーンが大統領時代にある人の閣僚採用を見合わせた理由が

「俺はあの人の顔が嫌いだ」というところにあります。

ただし、顔が嫌いだのその裏には、顔そのものは変えられなくても、

顔の“表情”、“見せ方”、“肌艶”などについては、責任を持つことができる。

ということなのです。

 

確かに歳をとればとるほど、生き方が顔に現れると感じます。

 いつも穏やかな人は穏やかな顔に、

 体調管理がきちんとできている人は肌艶が良く、

 小綺麗にしている人はさっぱりとした顔をしています。

 

持って生まれた顔と違った表現をしています。

 

さて、私の顔はどうでしょう。

 

早期退職まで後90日

早期退職後33日目

「食う寝る坐る永平寺修行記」※

早期退職にあたって色々勉強している中で禅宗に興味を持つようになりました。

そこで読んだ本が非常に面白かったのでご紹介です。

 

30歳の若者が一念発起して1年間永平寺で修行した体験を描いたノンフィクションです。

 

これでもかという程の厳格に決まり事を作っている一つ一つの所作

理不尽と思える永平寺の慣習

その中で剥き出しの自分を発見する

そして生きることは、非常にシンプル(食べる・排泄する)なことであると言う境地に至る

 

上記の体験・思考を生々しく作者は語ってくれています。

 

私も早期退職をし、自分の生活を見直しています。

今までの「雑な生き方」の見直しです。

出来ていない基本的生活です。

 朝起きたら布団を上げる

 トイレは汚さない

 服は畳むなど子供に注意するようなことです。

 

永平寺とは比べるまでもないレベルですが、55歳のささやかな一歩です。

早期退職を機に丁寧な生活を心がけています。

 

※「食う寝る坐る永平寺修行記」新潮文庫 野々村馨氏著

28日後に早期退職

○「成功確立五分五分」

中小企業診断士の勉強からマクレランドの三欲求理論について。

モチベーション理論の一つです。

そこにはこう説明していました。

人間が最上の成績を上げる環境は、成功確立が五分五分と見立てた時、だそうです。

 

なるほど、なんかわかります。

 

早期退職をした私。

当然五分五分以上の確率(勝算あり)で退職しましたが、世間一般から見れば安定度の低い選択をしたことになります。

 

そして、今勉強している中小企業診断士

世間一般では4%の合格率と言われています。

(私は勝手に自分の能力では五分五分の可能性と過信していますが。)

 

どちらにしてもあえて不安定な環境を好んで選んでいるように見えます。

 

なんか好きなんですよね、この環境が。

 

おそらく無意識に最高の結果を出しやすい環境(五分五分)に自分を誘導しているのでしょうね。

 

77日後に早期退職

「50代60代は冒険の世代」

雑誌※で見つけた素敵な言葉。

 

子供が独立して身軽になれる50代60代は冒険の世代だというのです。

上手いこと言うもんです。

 

子供の時は多くが冒険です。

大人が当たり前のことでも子供には未知の世界です。

子供の生活は毎日が冒険と言えるかもしれません。

 

大人になっていくと冒険が減ってきます。

そして守るもの、守らなければいけない事が色々出来てきます。

 家族を養っていかなければならない

 役職も手に入れた

 今までの付き合い(人脈)も大切にしなきゃ

大人は冒険しにくいんですね。

 

しかしです。

50代60代の多くの人は身軽になります。

冒険しやすい環境が再びやってくるんですね。

 

この環境を利用しない手はありません。

ただし、子供の時と違うことは自分で求めなければ冒険できないということです。

 

私の早期退職は「大人の冒険」ですね。

 

※THE21  薄井シンシアさんの記事より

早期退職後21日目

「朝はマクドで夕方図書館」

早期退職して3週間が過ぎ生活パターンが出来てきました。

 

私は典型的な朝型タイプですので早起きです。

5時前に起きます。

寝る時間が早くなったので、早起きに拍車がかかりました。

 

6時前には近所のマクドナルドへ毎日行ってます。

そこで、ブログ書いて、リフレクションして、勉強してと2時間程います。

 

帰ってきて、ご飯食べて、また勉強して、いろんな用事して、たまに仕事して午前中終了。

 

午後はジム行ったり行かなかったり。

また勉強して(短い時間を繰り返して勉強してます)

そしていろんな用事を片付けます。

 

夕方に図書館行って、雑誌・新聞を読み漁り

また勉強します。

 

ご飯食べてお風呂入って、22時就寝。

zoom飲み会も週一でやってるので、その時は少し夜更かし。

 

毎日こんな感じで気楽に生活しています。

もうサラリーマンには戻れない…

早期退職後22日

「仕事満足度が世界最低の日本」

本日は面白いデータを見つけました。

世界の仕事満足度の各国調査です。

 

日本人の仕事満足度が低く、日本の労働流動性も低いことはよく聞く話です。

面白いなと思いましたのが、

インド人の仕事満足度が高く、そして流動性も高いことです。

(2019年12月ランスタッド社の国際調査による)

 

インド人は仕事に満足しなければ転職を厭わず満足を追い求める。

日本人は不満ではあるけどもじっと我慢している。

こんな感じでしょう。

 

私も何度かインド出張しましたので、なるほどね、とうなづける結果です。

一部の人しか見ていませんが、確かに彼らは日本人より楽しそうに仕事し、

自己主張を臆することなくしていた気がします。

 

失われた30年と言われている日本。

高度経済成長時代はメリットであった日本人の性格(周りとの協調・真面目・我慢強い)が

不確実性が高く低成長の今は恩恵を被ることができなくなりました。

 

仕事への満足が高まるような環境の整備を国・会社に期待するのは難しいでしょう。

不満度が高い人は仕事観を見つめ直し思考・行動を変えることが必要ですね。

その一人一人の行動の積み重ねが日本の競争力を押し上げる気がします。

早期退職後20日

「波平さんは54歳」

波平さんの年齢と現代の同世代の比較でよく見かける内容です。

 

波平さんはサラリーマン生活の終焉(定年55歳)を控え、

ゆったりとした仕事・生活を過ごしている。

 

今の多くの50代は定年前ではなくなり、相変わらず忙しく働いている。

しかもリストラという不安が付き纏っています。

 

親父の55歳を思い起こしてみると、やはり勇退を待つ一歩手前だった気がします。

私の55歳とは大違いです。

(役職も違いますが…)

 

現状の日本では40〜50代が人口の最大のボリュームゾーンで若手が少ない状況です。

私達世代のもう一踏ん張りが必要なんでしょうね。

 

がむしゃらさは不要ですが、

経験値を活かした形で当分(70歳?)現役を続けようと思った次第です。